発売当初は既存ライブCDの未完全版＋初収録が僅かとかなり微妙な売り方、かつ10,000円オーバーと結構な値段なのでスルーしてました。
正直、初収録としては、誰かのクラクションくらいしか興味なかったけど、単純に二枚組が一枚に収まっているので聴きやすいかなと思って購入した感じ（尾崎のライブCDはMCも結構入っているのでボリューム多い。サクッと曲を中心に聴きたいと微妙に感じてしまう）。
そんなわけで購入後、一通り聴いてみた。
disc.1 LAST TEENAGE APPEARANCE
原版からのカットはDriving All Night、街の風景、存在の3曲。
まあカット曲が少ないので、結構しっかり聴ける。ボーナストラックはTEENAGE BLUE。
こちらは、MISSING BOY収録とは別音源。悪くはない。
disc.2 OSAKA STADIUM on August 25th in 1985
こちらは、米軍キャンプ、Bow!、坂の下に見えたあの街に、Scrambling Rock`n`Roll、十七歳の地図、Freeze Moonがカット。
ボーナストラックのダンスホールはアコースティックなアレンジでとてもいいのだが、個人的には坂の下〜は残してしほしかった。
それと街の風景がロングVer.、ドーナツショップ、SCRAP ALLEY、ハイスクールRock’n’RollはロングMC挟むので結構テンポ悪い。
DRIVING ALL NIGHT、はじまりさえ歌えないからの入りは最高なのだが。
そして映像版のリリースはどうなったのか・・・。須藤さんのコメントから20年弱経つのか・・・。
disc.3 約束の日 THE DAY
Driving All Night、十七歳の地図、Scrambling Rock'n Roll、Freeze Moon、I Love Youがカット。
原版と比べると、Scrambling Rock'n Roll、Freeze Moon辺りが抜けているので結構テンポがよい気がするが、Fireの入りや、卒業、誕生辺りは少し長い（元々が長いわけなので）。
ボーナストラックはきっと忘れない。
新鮮味がないよね・・・。
個人的にはシェリーの方がよかった（尾崎さん自身は嫌でしょうが）。
disc.4 レアトラック集
個人的には非常に不満足。
1.OH MY LITTLE GIRL・・・まあ、悪くはないが、なぜ1曲目？って感じ。
2.FORGET-ME-NOT・・・MISSING BOYとは別音源だが、MISSING BOYの方がよい。
3.失くした1/2 ／4.誰かのクラクション・・・これは満足。誰かの〜は初出？かな。いい曲です。
5.街路樹・・・あまり有明の印象がないなあ。街路樹はやっぱりドームかな。
6.FREEZE MOON
7.十七歳の地図
8.路上のルール
9.I LOVE YOU
10.僕が僕であるために
6.〜は後のドーム完全版が既に出ている現在、微妙すぎる。
僕が僕〜の弾き語りは素晴らしいのだが、ドームのコンディションを考えると微妙すぎる。
まだ、Birthの郡山や10代の頃の未公開曲とか入れたほうがよかったのではと思ってしまう。
総合的に見るとマニア向けだね。
じっくり聴きたいなら原版オススメ、レアトラック集はあまり期待しない方がいいというのが感想です。
